うちの写真で試す

色あせた古い写真を直すには|赤っぽくなる理由、スマホでの取り込み方、自分で直せることとお店に頼むこと

古い写真の色を直すなら、この内容をそのまま作れます(見本は無料)。

色あせた古い写真は、写真そのものを元に戻すことはできませんが、取り込んだデータの色と明るさを直すことはできます。手順は次の3つです。

  1. 紙の写真をスマホかスキャナーで取り込む
  2. 取り込んだデータの色のかたよりと明るさを直す
  3. 直したデータを印刷するか、データのまま残す

色と明るさは自分でも直せます。傷や折れ目、ぼけ、白黒写真の自然な色付けは、写真店の修復サービスやAIの道具に頼むことになります。

古い写真が赤っぽく・黄色っぽくなる理由

カラー写真の色は、3つの色の素(シアン・マゼンタ・イエロー)を重ねてできています。この3つは、時間がたつとあせていきますが、あせる速さが色ごとに違います。そのため、全体が同じように薄くなるのではなく、残った色が目立って、写真全体が赤っぽく、黄色っぽく、あるいはマゼンタっぽく見えるようになります。

あせるのを早める主な原因は次の3つです。

カラー写真は暗い所にしまっておいてもあせていきます。アルバムに入れたままでも色が変わっていくのはこのためです。

白黒の写真は色の素ではなく銀でできているので、色のかたよりは起きにくいですが、黄ばみや、全体が薄くぼんやりする変化は起きます。

スマホで写真をきれいに取り込む

スキャナーがなくても、スマホのカメラで十分きれいに取り込めます。直したときの仕上がりは、取り込んだときの写りでほぼ決まるので、ここに手間をかけます。

撮る場所

撮り方

撮ったあと、写真の部分だけに切り取っておきます。机やアルバムの台紙が写ったままだと、色を自動で直すときにその色に引っぱられます。

スマホの写真のスキャン用アプリを使うと、斜めのゆがみを直したり、映り込みを減らしたりできます。たくさんの写真を取り込むなら、写真店のデータ化サービスも選べます。

色と明るさを直す

取り込んだデータは、写真の編集アプリで次の順に直します。

  1. 色のかたよりを直す 全体が赤い・黄色い写真は、色温度や色かぶりの調整で、白いはずの所(シャツ・壁・空の雲)が白に見えるように動かします。自動の補正があれば、まずそれを試します
  2. 明るさとコントラストを整える 色があせた写真は、いちばん暗い所が黒くなく、灰色に浮いています。暗い所が黒、明るい所が白になるように、コントラストを少し上げます
  3. 鮮やかさを少し戻す あせた写真は色が薄いので、鮮やかさを少し上げます。上げすぎると肌の色が不自然になるので、顔を見ながら止めます

直す前と後を並べて見比べると、やりすぎに気づけます。

自分では直しにくいこと

次のような直し方は、写真の編集アプリの色と明るさの調整ではできません。

直したいこと 頼み先
傷・折れ目・しみ・破れ 写真店の修復サービス、AIの写真修復の道具
ピンぼけ・手ぶれ AIの道具でいくらか補正できることもあるが、元に戻すのは難しい
白黒写真に、場所ごとに自然な色を付ける 写真店のカラー化サービス、AIのカラー化の道具
大きく伸ばして印刷する 写真店(高い解像度で取り込み直してもらう)

白黒写真のカラー化は、顔は肌の色、空は青のように、写っている物ごとに色を決める必要があります。これは色と明るさの調整では作れず、AIの道具か、人の手で塗る作業になります。全体をセピア色にするだけなら、色の調整でできます。

直したあとの残し方

色と明るさだけなら、ブラウザで

古い写真の色を直すは、入れた写真の色のかたよりと明るさを直し、直す前と後を並べたA4横の1枚にするページです。白黒の写真には、全体にやわらかいセピアかあたたかい色をのせられます。いまは色と明るさを直せます。傷・折れ目・ぼけは直せず、白黒写真に場所ごとの色を付けることもできません。写真はどこにも送らず、端末の中だけで直します。

出典

読みもの